ヒーリングの効果を高める抽象度の上げ方・広げ方 その2

あなたの夢をかなえるヒーラー:渡辺高史です。

イメージを使ったヒーリングワークや心理療法では、感情や気持ちなどを、色や形で表現してもらうことがあります。

これは、何をやっているかというと、抽象度を一旦上げて、別の感覚に置き換えて、そしてまた抽象度を下げています。

1)感情と視覚イメージを同列に扱える抽象度に上がる

2)感情がどう視覚イメージに置き換えられるか探る

3)ピッタリくる視覚イメージにまで抽象度を下げる(具体的に表現する)

説明すると難しく感じるでしょうが、

「その気持ちを色や形で表すと、どんな感じのものになりますか?」

というような問いかけをしたり、実際に絵を書いてもらったりすれば、誰にでもできてしまいます(もちろん、苦手な方もいらっしゃるので、その時は別のアプローチをします)。

この抽象度の上げ下げをする際のポイントは、その途中で少し深く変性意識に入ってしまう、ということです。

催眠療法では、深い変性意識(催眠状態)に持っていくには、一気に深く!ではなく、ちょっと催眠に入れて覚まして、またちょっと入れて覚まして・・・の上下運動を繰り返す方が、よりスピーディに自然に催眠状態が深まっていく、ということが知られています。

このイメージワークにも、その上下運動が自然な形で盛り込まれている、というわけです。

やっている人を傍から見ていれば分かりますが、視線や表情、呼吸などが独特の特徴を示します。

そして、多かれ少なかれ、身体はリラックスしますので、それだけで楽になる人もいます。

この項では、抽象度の上げ下げの例として、感情/体感⇔視覚イメージのみを挙げていますが、実際のヒーリングやセラピーでは、もっとたくさんの種類の抽象度の上下運動を、連続的に組み合わせて進めていきます。

また、「抽象度の上下運動」という表現からも分かるように、セラピーやヒーリングでは、情報空間を自由にダイナミックに動き回る「情報体力」が必須です。

実際には、水平方向にもたくさん運動するので、まさに飛びまわれるほどの「体力」が必要です。

なので、初回でご紹介した(一見つまらなくて意味の分からない)トレーニングが基礎として欠かせないのです。

あの基礎を、いつでもあらゆることに応用して使えるレベルにまで高めていく実践は、ヒーリングやセラピーの能力アップにおいて必須です。

一見そうしたトレーニングをやらずに済んでいるように見える人がいたとしたら、無意識・無自覚のうちに長年やっていて、すでに習得している、ということに過ぎません。

その一方、抽象度の上下運動を全くしていない人もいません。

ですから、「自分がすでにいつの間にかやっている抽象度の上下運動」を見つける、というところから始めるのもいいでしょう。

たとえば、「りんごが食べたいと思って、スーパーに買い物に行く」、という一連の行動の流れの中にも、抽象度の上下運動が含まれています。見つけてみてください。

話を最初に戻しますが、「感情や体感を、色や形に喩えて置き換える」のは簡単です。

何となくしっくりくる色や形を身体の中や、身体の周辺に感じてみればいいのです。

それだけでも、うまく使えばヒーリングやセラピーのプロセスがスピーディで効果的なものになります。

今日からの実践トレーニングとしては、感情、物、人、思い出、物語・・・などなどを、色や形に置き換えてみる、ということをしばらく続けてみてください。

次回は、さらに高度な抽象度の上下運動としての「チャネリング」「前世療法」のカラクリと、その奥に潜む危険性について、解説していきます。

理解を深めてトレーニングを積んでいけば、ご自分でもできるようになりますし、変なチャネラーや催眠療法師に悩まされずに済むようにもなります。

渡辺高史

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